身延線は飯田線・大糸線と並んで旧型国電の宝庫だった。
路線は南アルプスの山嶺を富士川に沿って敷かれていて主に山間部を走っていた。
身延線は前身が私鉄の身延富士鉄道だった。
その為トンネル断面が小さく、身延線に入線する車両はパンタ部分を低屋根化していた。
また身延線にはクモハユニ44や62系のような身延線でしか見られない車両が在籍していた。
ローカル列車は旧型国電の独壇場だった身延線にも新性能化の波が押し寄せてきて昭和56年に旧型国電はその使命を終えて引退していった。
新性能車と同等のアコモデーションで存命を図った62系も昭和59年には引退して身延線の車両はすべて新性能車に統一された。
形式 | 車号 |
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クモハ41 | 850 |
クモハ60 | 800 802 804 806 808 810 812 814 816 |
クハ55 | 301 319 440 441 |
クモハ51 | 800 802 805 808 810 812 814 816 818 820 822 824 826 828 830 850 852 |
クハ68 | 019 093 095 103 107 109 |
クモハユニ44 | 800 801 802 803 |
クハ47 | 001 003 005 006 007 008 051 053 055 057 059 061 063 065 067 100 106 110 112 |
サハ45 | 008 012 |
モハ62 | 000 001 500 501 502 503 |
クハ66 | 000 001 002 300 301 303 |